アクアフィトン320
~コーティング膜機能とメカニズム~
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水性多機能多孔質セラミックコーティング剤
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ニュー・エコ・マテリアルについて
ニュー・エコ・マテリアルは、理学博士 宮本 大樹氏が
独)大阪産業技術総合研究所退官後セラミックス新材料、
セラミックス新プロセス技術の事業化を目的に2002年に
設立。製造・開発を基本とし、
工場は四万十川に近い高知県宿毛市が開発製造
拠点です。
有限会社梶谷工業はニュー・エコ・マテリアルの"セラミックコーティング剤”を”アクアフィトン320”の商品名で提供いたします。
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アクアフィトン320とは、紫外光で作用する光触媒に対し、光のないところで長期に種々の効果を発揮する水性多孔質セラミックコーティング剤です。
成膜後の効果は、
抗菌
・抗ウィルス
・防カビ
・防臭・消臭・
有機化学物質
分解除去
・防汚
・帯電防止 です。
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アクアフィトン320とは
~アモルファス膜(多孔質セラミック膜)~
ケイ酸、リン酸等の無機酸の重縮合体(オリゴマー)の分散水溶液でアクアフィトンを構成する無機酸が乾燥過程で脱水縮合してアモルファス膜(多孔質セラミック膜)となり、多くの機能を発揮します。
開発製品過程では各種安全性、性能評価等を第三者機関に依頼して取得しています。
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コーティング機能
①多孔質ガラス膜
視点(a)からみた高分解能SEMによる表面像
(8万倍)
支店(b)からみたガラス基板上に生成したTEM像(20万倍)
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メカニズム①
②空孔内分解再生
1.吸着・活性酸素の発生
無機多孔空間内において、チタニア系化合物が吸
着水を通し、濃縮された酸化性汚染物質と反応し
て活性酸素(OHラジカル)を発生します。
2.酸化還元反応
さらに、同時に無機多孔空間内で濃縮された臭気
物質が、1.で発生した活性酸素と反応し、二酸化
炭素や水を発生させます。
3.分解→再生・持続
無機多孔空間内における1.と2.の激しい酸化還
元反応により、臭気物質などを分解します。
無機多孔空間層の吸着・分解能力の持続力は長
期に渡ります。
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メカニズム②
③高い親水性と帯電防止
基材面に形成されたコーティング膜は高い親水性を持ち、空気中の水分を吸着、帯電防止することで汚れが付着することを防ぎます。
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アクアフィトン320
各種試験成績
◆消臭性能試験 試験番号638263-1
◆抗菌性試験 JIS L1902
◆カビ抵抗性試験 JIS 2911
◆安全性試験
◆スクラッチ試験後、インナーミル方(51菌)による
カビ抵抗試験
◆帯電防止効果試験
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予防対策
~ウイルス試験のご報告とご提案~
感染予防対策
◆手洗い・アルコール消毒
◆マスク
◆アクアフィトン320
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◆手洗い・アルコール消毒
インフルエンザ感染対策の基本は「手洗い」です。
インフルエンザウイルスに感染する要因の多くは、手に付着したウイルス
が物品に付着し、そこからまた手を開始て鼻や口、目から体内に入ること
です。
ウイルスに対するin vitro試験は、ドイツの標準試験法であるDVV&
RKIガイドライン※に従って実施。
※ドイツウイルス疾病管理協会(DVV)及びロベルト・コッホ研究所(RKI)
による、医療におけるウィルスに対する化学消毒剤の試験に関するガイドライン
◆マスク
咳やくしゃみの際に、病原体を含むしぶき(飛沫)を他の人にうつさない
ようにする対策です。例えば、
インフルエンザにかかった人がくしゃみをする
↓
ウイルスを含む飛沫が放出され物品に付着
↓
ウイルスで汚染された物品を他の人が手で触れる
↓
その手で目や鼻をこする、または食事をする
以上のように、モノを介して伝播することも考えられます。
マスクを着用することで、飛沫が拡散することを抑えられるため、
症状のある従業員等には着用を徹底させます。
◆アクアフィトン320
アクアフィトン320の抗ウイルス効果
A型インフルエンザウイルス(A/H1N1)による試験を各種基材で実施。
ガラス板に
アクアフィトン320
をコーティングすると、ウイルス滴下10分
経過後、
96.5%が不活性化
し、
51日後
においても同様の不活性化が見
られました。
アクアフィトン320を基材にコーティング(スプレーまたは吹きあげ)する
と、付着したウイルスが不活性化し、また細菌やカビ菌を抑止します。
ご提案
消毒液とアクアフィトン320の使い分け
◆
アルコール
アルコールは数十秒で効果を発揮するが、揮発すると効果はなくなる。
◆
アクアフィトン320
アクアフィトンの効果は分単位のゆるやかさで、長期に常時抑止効果を
持続します。
※触媒は反応を促進するだけで自身は減ったりなくなったりはしません。
職員・社員、そのご家族そしてお客様の為にも感染を抑止する活動が必要ではないでしょうか。
そして消臭、防カビ、防汚等の効果が環境を浄化向上させることができるでしょう。
使用場所の例
常時消毒や掃除しにくい、でも時には触るかもわからない場所
■マスク/マスクの再利用が可能
■帽子やコート等 衣類
■カウンター、テーブル、事務機器(1回のコーティングで職員や外来者と
ともに侵入した浮遊菌、落下菌の抑止を長期に期待できます。)
■ドアノブ、手摺り、インターフォン、スマホ、ATMや券売機等
■車両(職員の自家用、タクシー、バス等)内、バイクのハンドル、カーゴ
等
■手袋にコーティングすることで吊革や手摺り、切符販売機等に触れても
安心です。
■介護施設、お子様のおもちゃ、遊具等
■集会所、事務所、共用施設
施工事例(某葬儀場)
画像はエアコンの吹出し口に生えたカビを除去した後、アクアフィトンをコーティングしたものです。
この後、長期間(2年間)カビの生えない状態が継続いたします。
施工が2021年8月のため、現在経過観察中。
ニュー・エコ・マテリアルのセラミックコーティング剤では実績多数です。当社は”アクアフィトン320”の商品名で提供しています。
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